私の職場は古いビルで、雨漏り対策のバケツがディスプレイしてあったり、雨漏り防止のブルーシートが屋上に敷かれていたり、中々味のあるところだ。これからの季節、外と変わらない寒さの中仕事をこなさなければならない。
ガス湯沸かし器が使えない状態にあるのは当然のこと。エアコンが古くて微調整が効かず、みんなで作った「板に穴を開けたもの」を下におくことで風の流れを調整している。灯油がしばらくこなかったので、みんなで日なたで寄り添うように食事をしたり。微笑ましいといえば、微笑ましい。
今日は「トイレのタンクの部品がさび付いて動きにくいので、ふたを開けていますのでよろしく」という連絡が来た。確かに、最近水が流れっぱなしになっていることがあった。トイレに行ってみると、ふたが開けられていて中が確認できるようにされている。恐る恐る水を流すと「ごー」という音とともにかなりの勢いで水が流れだした。
私はタンクを覗き込んだまま、きちんと水が止まるか観察していた。なかなかないよな、いや、それともよくあることだろうか。こういうオフィス。
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