奈良にすんでいる間に一度は行っておこうと思ったイベント、それが「鹿せんべいとばし大会」である。若草山山開き記念イベントらしい。チラシには「今年も今日シカない!ここシカない!」と書いてある。そこまで言われたら行くな。なんとか、嫌がる家族(子供)をだまして連れ出した。
この大会のポイントは、「もし鹿がせんべいを食べてしまった場合、鹿の右前足までを測定する」と「投げたせんべいはそのままシカのえさになる」という2点だ。これらはルールに明記してある。しかし今年は強風で、小雨もぱらついていた。私の見た範囲では、鹿せんべいは強風にあおられ大きくコースを外れて激しくファールになったり、真横に飛んでいったりだった。私は完全に冷やかしだったので、予選を万が一通過しても困るななどと思っていたけれど、余計な心配だった。一瞬にして真横に飛ばされ失格。続いて投げた家族も同様。あんな軽いせんべいを大風の中ほおって競技しようとしている人達も何だかと思う。鹿が、投げたせんべいに寄ってくるようなほほえましい光景も一切見られず。
とにかく寒かった。きっと、今年はヒトの参加者以前に、シカに一番無視されたという感じだったかも。
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