日本人でたとえたら

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 最近、新しい邦楽を殆ど聴いていない。何を聴きたいのかよくわからない。昔は気に入った曲をリピート再生したりしたものだが、最近はそういうことがなくなった。がんばってエアチェックしたテープを擦り切れるまで繰り返して聴いていた中高生のときは、音楽が生活の一部だったのだけど。
 その頃聞いていたのは歌謡曲とニューミュージック、そして高校くらいになるとゲルニカとかヒカシューとかそんなものも聴くようになっていた。洋楽はKate Bush以外あまり聴かず、ひたすら邦楽ばかり。アイドルポップスにはかなり思い入れがあって、色々集めた。最近新しく買うCDは、当時集め切れなかったアイドルの復刻盤が中心だ。でも、聴きたくて買っているはずなのだけれど、買ったことだけで目的を達成して、聴いていないものも多い。
 最近毎週ベストヒットUSAを見るようになって、今まで全然聴いてこなかった洋楽が不思議と急に新鮮に聴こえてきた。昔は歌の意味がわからないという点で洋楽に全然魅力を感じなかったが、今は、意味がわかるせいで、反吐の出そうな歌詞を歌う邦楽に手が出せなくなっている気がする。先日、Sean Paulの"Temperature"を理由はわからないが凄く気に入ってしまい、The Trinity を買った。きっと意味がわかったら聴けないに違いないと思うけど、今はただひたすらリピート再生している。
 ナンシー関の「記憶スケッチアカデミー」の巻末に、ナンシーは外人が苦手で、「この人、日本人で例えたら誰?」とよく聞いた、とあった。私も聞きたい。Sean Paulって、日本人に例えたら、誰?