帰省中、妹の家は片付いていたので、他の手伝いに行った。水害の恐ろしさと残酷さ、そして、それに伴う混乱した町、人、そして荒れた感情など、行ってはじめてわかることがあった。
ある雑誌で、被災状況の写真とともに「のどかな田舎町が一変」といった表現があったが、私の知る限り、あそこは田舎だが、「のどかな田舎町」ではない。県外の人たちが、田舎ののんびりとしたあったかい気質の市民を想像したら、確実に裏切られ、幻滅するに違いない。
被災した人と被災しなかった人がいるのも事実だ。それがもともとの境界線と重なってしまった運の悪さもあった。あそこの町のいろんな事情はともかく、これからなにか前向きな状態に引っ張って行ってくれるものがあればいいが、と思う。
コメント