ビックリハウス生誕30周年イベントのチケットを一枚買った。ビックリハウスは10代のころ真剣に買っていた雑誌だ。この雑誌で忘れたくても忘れられないできことがある。休刊間近の85年夏、エンピツ賞関係で編集部に初めて行った。とても緊張していた。編集部の人(上村悦子さん?)が私に聞いた。「卒業したら何になりたいの?」
私は答えた。「あ…。普通の、OLに…。奨学金とか返さなくちゃならないし…。(ぼそぼそ)」
本当に普通のOLになりたいと思っていたのではない。でもそれ以外に何者にもなれないと思っていたような気がする。だが、あの場(まがりなりにもオモシロ雑誌の編集部)で、そんなつまらないことを言い放った自分を、忘れたい。
それから18年。卒業後何箇所か勤めたが、「普通のOL」というよくイメージしづらいものには幸か不幸かなら(なれ)なかったようだ。
コメント