「パンツの穴の唄」  ガリバー

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

A面 パンツの穴の唄
 作詞:つねただたかかず/作曲:鶴見鉄哉/編曲:松井忠重
B面 ナイナイソング
 作詞:西ゆうじ/作曲:鶴見鉄哉/編曲:松井忠重
CBS・ソニー 1979 600円

 私が「ビックリハウス」を読み始めたのとほぼ同じころ、学研が投稿パロディ誌「BOMB!」を創刊した。私は学研の本を愛読していたので、どれどれ、と、創刊号から買い始めた。印象はビックリハウスよりも読み物として面白くない、けれども頑張れ学研、という感じだった。雑誌自体に若干違和感を感じたのは、どうも、男の子をすごく意識した感じ、少々のエッチネタあり、の部分である。(妹が「おねえちゃんがこんな本を読んでいる」、と親に言いつけていた気がする)
 まあ、それもよしとして、なんとかお小遣いをやりくりしてビックリハウスとBOMB!を両方買いつつ、(BOMB!は最初隔月刊だった?)私はBOMB!の愛読者になろうとしていた。
 BOMB!にまだ迷いはあるが愛読者であろうとしていた頃、こちらの雑誌でもレコードを作ったと宣伝していた。それがこのレコード「パンツの穴の唄」だ。確か投稿ページが「パンツの穴」というタイトルだったのだと思う。この「パンツの穴」という言葉は、この雑誌がらみではアイドル映画の方がおなじみだろうか。
 あのレコードあるかな−、と存在をとりあえず確認したくてレコード店を巡ったが、なかなかなく、ようやく見つけた時に勢いで買ってしまった。コミックソングのようなそうでないような、なんでもいいから「パンツの穴の唄」というレコードを出したかっただけのような、よくわからないレコードだった。

 雑誌自体はアイドル誌に変わって現在も存在する。ビックリハウスはさっさと無くなっているけど、宝島もそしてこのBOMB!(今はBOMBなのか...あれ、いつからだろう?)も、男の子雑誌として生き残っている。BOMB、創刊21周年だそうだ。しみじみ。


2011年9月19日 唐突に追記
ものすごく前にスキャンした画像がどこかにあるはずなのだけれども見つからず.
アイコン状態のサイズですがジャケット写真はこちらです.
pantsu.jpg